🕵️執筆活動以外に、ブログや他のツールを使って、水城優がこれから何をやっていきたいのか、またこういうことを願っているなど、野心丸出しで自由気まままに語っていきたい企画、それが『水城優の野望』です。
水城優の野望その1:小説をイメージ化する方法
水城が小説家として取り組みたい野望はいくつかあるのですが、とりとめて最初に挑戦したいのが、『それが
『小説をイメージ化する方法』です。
「小説をイメージ化って?」
「お前は何を言っているの?」 「言っている意味が・・・?」
そういう声がちらほら聞こえてきそうですが、それもそのはず、「活字」を主とする小説をいったいどのように「イメージ」していくのか、記事を読んでくださる皆様には皆目検討がつかないことでしょう。
野望の背景には・・・
デジタル全盛の昨今、巷にはスマホ、タブレット、PCなどいたるところにも電子機器があふれています。当然、それは小説を取り巻く環境にも多く影響を与えています。
良い面としては、紙の書籍から電子書籍へとその形態は大きく様変わりし、スマホ片手に好きな小説を好きな場所で読むことできます。
それはそれでよいのですが、・・・。
いっぽうで『最近の若者は本を読まない』という問題も出てきているのです。
これは得てして「活字離れ」が原因とされています。
≪若者が本を読まない5つの理由≫
【理由その1】
ただ、ただつらい。 👉活字を読み進めるのが、苦痛。そんな苦行を、なにゆえ味あわなくてははならないかか理解に苦しむ。
【理由その2】
時間がもったないと感じる。 👉時間をかけて1冊本を読むより、その時間をゲームやネット動画に費やしたほう有意義だと感じる。
【理由その3】
楽しくないから。 👉「本を読む行為=受験勉強の過酷な体験と被る」、「読書にエンタメ性を感じない」と考える人が多い。
【理由その4】
書き手(作者)が知らない人だから 👉どこのだれだか知らない人の私見や、勝手につくったストーリーを強要されても、それをわざわざ手に取って、自分の貴重な時間を割いてまで読もうとは思わない。
【理由その5】
ネットのほうが便利だから 👉ネットのほうが便利。つまり「読書は不便」という見解。
「活字離れの要因」は現代の若者特性を如実に物語っています。(もちろん、そうでない方もいらっしゃるかと思われますが・・・)。
こうした現状を鑑み、単にそれを若者の特性という風潮だけで片付けてしまうことに水城は少なからず疑問を感じると同時に、作家の端くれであるわたくしも少なからずこのことに責任を痛感しております。
そしてどうしたら、若い世代の方に敬遠されがちの活字の楽しみを知っていただけるか、「それが問われる時代に来ているのだ」と真剣に考えております。
イメージの正体とは・・・
話題を本題に戻す前に、『イメージ』という言葉を聞くと、皆様だったらどう考えられるでしょうか。
「イメージ」と聞くと、大概の人は『インパクトのあるビジョン』だとか、『洗練されたスタイル』だとか想像することでしょう。
ここから『イメージなるもの正体』を深堀し、ひとまず下記の3点に集約してみましょう。
すると、これまで不鮮明であったもの正体におぼろげな輪郭のようなものが浮かび上がって気はしませんでしょうか。
ほかにもいくつか候補はあるのですが、とりあえず上記の例を「イメージの正体」を知る手掛かりにしてみましょう。
マンガや映画にとってのイメージ
小説にとってのイメージを考える前に、マンガや映画のイメージを考えてみましょう。
視聴者の皆様の多くは上記のようなものを土台にして、自己のイメージを築き上げていくでしょう。
これは、すでに土台が出来上がっている分、イメージがしやすい環境にあるといえましょう。
ただし、そのイメージは純粋に自己がイメージしたものではなく、『すでに完成されたイメージの上書き』というふうに言い換えることもできます。。
小説にとってのイメージとは?
小説のイメージとなる土台は表紙絵や挿絵、(あれば)設定資料など、ごく限られた情報のみで、これはマンガや映画と比べてその土台は小さく心もとないものであると考えられます。
さらに読書が苦手な方にとって、何もないところからイメージの土台をつくることに苦痛を感じる方も多いことでしょう。これは言い換えれば、「想像する楽しみの貧困化」であると言わざるを得ません。
小説のすばらしさは、活字から得られる情報を基に土台を興し、自分の思うがままのイメージを想像し、楽しむという点です。この点に関しては、画や映像よりもむしろ『想像力鍛え、発展させる』という意味では勝っているのではないかと水城は考えております。
活字に親しみ、想像する楽しみを知ってもらうには・・・・
結論:マイナス要因をできるところから改善していく 。(水城流の思いつきですけど)
現時点ではこのくらいでしょうか。 具体的なやり方について、思うところをいくつか考えておりますので、別記事でお伝えいたします。
水城優の野望では、こうした執筆をしていて思い悩んだことや考えさせられたこと、ファンタジー小説の将来あるべき姿などを、時に熱く、時にはユーモアを交えながら論じていこうと思っています。
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