【独創術】自分にあったファンタジー小説の見つけ方【初心者向き】

雲がもくもくの風船が舞う青空の街並み 独創術

 自分にあったファンタジー小説を見つけたいと思っているの人とは・・・

おすすめ小説=自分の好みの小説?
ファンタジーといっても種類は? どう選べばいいの?
ファンタジー小説(文芸)=硬そうなイメージ?
読書前にある程度内容を理解できる方法ってあるの?
王道作品にはない斬新さを感じさせる作品はないのかな?

悩み事している男性

水城 優
水城 優
このようなお悩みに水城優がお答えいたします。

 

 

本記事のテーマ

【独創術】自分にあったファンタジー小説の見つけ方【初心者向き】

 

 

ファンタジーの好みを知る5つの法則

➀感性の法則:まずは自分の感性を知ることから始めてみよう。                               ➁ジャンルの法則:ファンタジーといっても様々なジャンルが存在する。                              ③読み方の法則:名作家ともなれば、読者が迷わぬような道しるべをつけてくれている。

④事前情報習得の法則:情報量の有無は、本編の理解度を大きく左右する。
⑤変わり種の法則:王道作品にない斬新さを感じさせる異端ジャンル。見つけるのはちょいムズ。

 

記事の信頼性

この記事を書いている水城優は2017年より小説を執筆し始めて6年となります。
現在、新米作家として『夕霧文庫さん』でお世話になっております。

 

読者さんへのメッセージ

本記事では、「ファンタジーを読むのが大好きなんだけど、自分に本当に合っているファンタジーっていったいどんなものだかよくわからない」という方に向けて情報を発信しています。

 

この記事を読んでいただければ、「自分にとって相性のいいファンタジーの選び方、知って得する小説の読み方、ストーリーを予測する先読みの仕方」などについ具体的にイメージできるようになると思います。

 

私、水城優も一社会人として、日々の仕事や雑多な生活環境よる重圧やストレスから押し潰されそうなとき(ちょっと大げさ【笑】)元気や希望を多くのファンタジー作品から分けてもらいました。

そうした過去を踏まえつつ、小説だけに限らず、ファンタジー全般に対してリスペクトさせていただきながら、記事を執筆しています。

それでは、いよいよ本編スタートです。

➀感性の法則                                                           まずは自分の感性を知ることから始めよう

 

悩み事1                                                                おすすめ小説=自分の好みの小説?

 

読者の皆さんの中には、書店や出版社、著名人がよく言われるところの『〇〇書店おすすめ』とか『♢♢出版社推薦』という宣伝文句を見かけたことがあるかと思われます。

期待を込めて読んでみたところ、意外にも・・・(えっ?)と感じた経験があったことがあるのではないでしょうか。

結論:おすすめ小説が必ずしも自分の好みの小説として合致するとは限らない。

 

どうしてなんだろう?

そこにはあなたの心に存在する感性』なるものが強く働きかけているからです。
*感性とは、簡単に言うと何かを見たり聞いたりしたときに、深く心に感じ取ることができる力のことです。

〖具体的にはこんな力です〗
★人の気持ちを感じる力                                    ★場の空気を読む力                                      ★芸術性やファッションセンスなど。

 

感性は万人に存在し、共通するもの」も多々ございます。                    

ですが、対象物(例えば 小説説、マンガ、映画、音楽、芸術全般等)を感じ取る際、個々人によってそこには微妙な差異が存在」し、同じ対象物を見たり聞いたりしても他の人と好みが分かれてしまうところが実際に起こりうるのです。

水城 優
水城 優
ここがチェックポイントです

『感性の法則』で自分にあったファンタジーを見つけようとする場合、大切なことはまず自分の感性を知り、合致点の多い作品がより自分の好みに近しい作品であるとお考えください

 

➁ジャンルの法則                                                              ファンタジーといっても様々なジャンルが存在する

 

悩み事2                                                                 ファンタジーといってもどのくらいの種類あるのかわからない。どう選べばいいの?

 

ファンタジーといっても、切り口によって種類がいろいろと分かれてしまうため、一口で何種類という風に定義するのはいささか難があるように思われます。

 

結論:ジャンルは大枠で4~6ぐらい。選考基準は『100本リスト』や『おすすめ小説』を参考にしてみる。

 

ファンタジー小説はざっくりいうと、6つの大ジャンル(この分け方が絶対とは申しませんが・・・)に分類できると思います。

1. エピックファンタジー
2. ダークファンタジー
3. SFファンタジー
4. 歴史ファンタジー
5. 西部劇風ファンタジー
6. 近代ファンタジー

 

【第一段階】
とりあえず、6大ジャンルとされる大枠の中から自分の好みにあったものをひとつ絞り込んでみる。

 

【第二段階】
100本リストを作成し、自分の好みの傾向を知る。

*100リストとは、皆さんが物心ついたときから、現在に至るまで印象に残った小説、マンガ、アニメ、ドラマ、映画、芸術、音楽などから『作品名』『キャラクター』『ストーリー』『その他印象に残っている点』をメモ程度まとめたリストを指します。

 

「100本ってしんど~い」と思われる方も多いでしょうが、これを作ることによって今まで気づかなかった自分の嗜好性を改めて再認識することができます。

 

【さらにプラスワン】
感性の法則でいったん没になった『おすすめ小説』ですが、この絞り込まれたジャンル内の作品であれば逆に有効的に作用する場合もございますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

水城 優
水城 優
ここがチェックポイントです

『ジャンルの法則』で自分にあったファンタジーを見つけようとする場合、最初に6大ジャンルからしぼり込み、100本リストを活用したり、おすすめ小説を参考にしてみるのもいいでしょう。

 

③読み方の法則                                                        名作家ともなれば、読者が迷わぬよう読み方の道しるべをつけている

 

自分にあった小説を選ぶ際、『感性の法則』や『ジャンルの法則』で攻めるのが王道ですが、読みやすさという点で攻めるのも一つの方法であるといえます。

 

悩み事3                                                             ファンタジー小説(文芸)=硬そうなイメージ?

 

やわらかい切り口が持ち味のライトノベル。それに比べると、同じファンタジーでも文芸小説はちょっと硬そうでとっつきにくいイメージがどうも先行しがちです。

 

結論:でも大丈夫。プロの作家さんは、読者の皆さんが迷子にならないようきちっと読み方の道しるべを書き残してくれているのです。

➀小説を構成する5要素(情景・行動・説明・会話・心情)を追いながら読む。
➁緩和(和らげる)表現(用語の説明、レトリック、コメディーリリーフ等)を手がかりにしてみる

具体的な説明は別記事でお伝えいたしますが、上記の視点に着目してみると、単調的な読み方は解消され、内容の理解や先読みなどのスキルも自然と身につけられます。

 

水城 優
水城 優
ここがチェックポイントです

『読み方の法則』で自分にあったファンタジーを見つける場合は、作家さんが残した道しるべ(小説の5要素、緩和表現等)を、活用しながら、読みやすさという視点で選んでみてもいかがかと。

 

④事前情報習得の法則                                                             情報量の有無は、小説本編の理解度を大きく作用する

 

ファンタジーを楽しむためには何といっても、その世界観やストーリー、キャラの性格等を早い段階でいかにつかむかです。そうすることで感情移入ができやすい状況が形成され、自分にあった作品かどうかを即断する材料のひとつとなってくれます。

 

悩み事4                                                                                   読書前にある程度内容を理解できる方法ってあるの?

 

結論:事前情報の習得によりある程度作品感を類推することが可能となります。

 

具体例にこんなところでしょうか。                                     (1)あらすじや作品の設定資料などに目を通す。
(2)映画やテレビアニメ化された作品から、逆アプローチしてみる。
(3)実際に読んだ人のレビュー記事を参考にしてみる。
(4)フィギュアやグッズの中にも作品情報を知る手掛かりが隠されている。
(5)*予告を通して、物語の展開を類推してみる。
(*水城がこれから挑戦しようと考えているものです。詳細は別記事でお伝えします。)

 

どの方法にも共通する点はズバリ『情報の開示』です。作品についての情報が多ければ多いほどその作品のテーマやコンセプトを早期に理解することができます。

 

水城 優
水城 優
ここがチェックポイントです

『事前情報習得の法則』で自分にあったファンタジーを見つけたい場合は、情報量の多い作品であればあるほど、早期に自分との相性のよい作品なのかどうか判別することが可能といえましょう。

 

⑤変わり種の法則                                                    王道作品にはない斬新さを感じさせる異端ジャンル。 見つけるのはちょいムズ。

 

悩み事5                                                                  王道作品にはない斬新さを感じさせる作品はないのかな?                       *王道作品にはない斬新さを感じさせる作品はないかな?こちらは自分の好みにあった作品の見つけ方の番外編となります。

 

結論:根っこは同じでも切り口が違うだけで印象の異なる作品はたしかに存在する。

 

多くの読者皆様が、王道作品(『正義』、『勧善懲悪』や『ハッピーエンド』など)を好みます。     理由は簡単、王道作品は快(心地よい)の要素これぞとばかり含まれているからです。
人は『快』を尊び、『不快』を遠ざける傾向が強い種族といえるのです。

 

とはいえ、読者の皆様の中には王道作品はもう読み飽きたという方も相当数いらっしゃるでしょう。
それは大好物の食べ物でも習慣的に食べ続けていると飽きてしまうのと同じ理由です。

そこで王道作品に対して、登場するのが『貴道作品変わり種作品』です。

*貴道作品:ストーリーは王道作品であるが、作中人物の視点が異なることによって王道作品にはない斬新さ生まれます。
*変わり種作品:スートーリー性が斬新またはあまり取り扱わないジャンルがテーマとなるため、読者の興味心を引き寄せます。                                                      注)上記の分け方は水城独自のものです。詳細は別記事でお伝えいたします。

*貴道作品の『貴』は貴族を指します。これは王様と貴族の関係のようなもので、王様も貴族も国を守るという点では同じ考えをもっていますが、その重きを置くところは必ずしも一致するとは限りません。                                           それと同様に貴道作品は根っこでは王道とつながっておりますが、切り口が異なるため、作品自体は異質のものように読者の目にに映る場合がございます。

 

*変わり種作品、これは文字通り「未体験ゾーン(斬新さやあまり取り上げられてこないテーマ)」という意味合いで使っています。

 

ところが、この『貴道作品』も『変わり種作品』も見つけるのには少し難があります。      

なぜなら、物語の最初から最後まで貴道や変わり種でいく作品はそうはいからです。

 

こちらも理由にこころあたりがあります。
最初のうちは貴道や変わり種でいこうとしても、途中で物語の方向性が見えてこず、断念してしまい、認知度の高い王道作品への逆戻りになってしまう場合が少なからずあるからです。

 

見つける手掛かりになるかどうかわかりませんが、このような場合「おや、まあ」というお宝ファンタジーに出会えるかもしれません。

☆タイトルから容易に本編が推測できないもの
☆文章のような長いタイトル
☆あまり題材とされてこないテーマ

 

水城 優
水城 優
ここがチェックポイントです

『変わり種の法則』で自分にあったファンタジーを見つけたい場合は、貴道作品や変わり種作品をテーマにしているものに注目してみるといいでしょう。

 

【総  括】

この記事では、自分の好みに合ったファンタジー小説の見つけ方について解説しました。

視点を少し変えることで、自分の好みに近しい小説を見つけることができます。
探求するのに効果的と思われますので、この記事を参考にしながらトライして見てはいかがでしょうか。

 

また、自分の好みとは何か、なんとなく理解できるようになったら、次はアプローチの仕方をもう少しバージョンアップさせて、チャレンジしてみるのもよいでしょう。

 

詳しいやり方は別記事で紹介していきたいと思いますので、この記事で興味を覚えた方はぜひとも参考にしてみてくださいね。

それでは今回は以上です。

 

水城 優
水城 優
次回、皆様とお会いできることを心より楽しみにしております。

 

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