優の引き出しとは・・・
優の引き出し=執筆で使えそうな小ネタをストックすること
作家を生業にしている方であれば、たとえそれがフィクションであっても作品にリアリティーを持たせるため、ある程度信憑性の高いネタ(情報や知識等)を(頭の中の)引き出しに数多く持っていて損なことはありません。
ネタの仕入れ先について、その主なものをまとめてみます。
【ネタの奪取先となるもの】
① インターネット
(メリット)・・・OA環境が整備されていれば、情報検索がスムーズに入手可、時間もかからない。
(デメリット)・・・情報の出ところや内容の信憑性が不確かな場合が多々ある。
➁ 書籍(図書館)
(メリット)・・・書籍化しているいうことでお墨付きの情報をゲットできる。
(デメリット)・・・欲しい情報にたどり着くまでかなりの時間を要する。
⓷ 人(知識人またはその筋の専門家)に聞く
(メリット)・・・現実味のある情報が引き出せたり、その道に通じている人から意見を直接聞くことができる。
(デメリット)・・・その人に辿り着くまでに時間がかかる、情報の内容によっては個人情報に抵触するおそれもあるので取り扱いにはかなりの配慮が必要である。
④ 現地に直接赴く
(メリット)・・・直接自分の目で確かめたり、生きた情報として受け入れることができる。
(デメリット)・・・現地までの時間や交通費の問題。
【まとめ】
◎信憑性の高い情報を獲得するには、多少時間やお金(交通費等)がかかっても、図書館や情報に精通した人、直接現地に出かけてみる方がいい。
〇時間の短縮やお金(交通費等)をかけたくなければ、情報の信憑度は幾分低くなるが、ネットに頼る方が効率がよい。
*どちらも一長一短ありますが、作家のライフスタイルによってある程度決まってくるといえましょう。
*水城の場合、現状ほぼ7割ほどはインターネットに依存しております。
番外編の小ネタ獲得法
ここでインターネットでの小ネタ獲得術なるものを淡々と説明していても記事としてどうかなと思いましたので、水城小ネタ獲得術の残りの三割についてお話させて頂きます。
いくつか情報ネタはあるのですが、その中でも変わり種というものをご紹介させて頂きます。
理科の完全学習発展の中の発展学習
≪発展学習のおもな型≫ 「〇〇の特徴」
「〇〇のわけ」
「〇〇の大別」
「〇〇の型」
「〇〇の種類」
「〇〇くらべ」
「〇〇と××の違い」
「〇〇のはたらき」
「〇〇の性質」
「〇〇の注意」
「〇〇の基準」 「いろいろな〇〇」
今回はその中のひとつ、「〇〇のわけ」についてご紹介させていただきます。
「〇〇のわけ」について
発展学習内にある「〇〇のわけ」、これはある現象や状態、過程などについての内容を詳細に解説し発展させたもの多いようです。下記にその一部を抜粋したものを、転記します。
〇木は、1年のうちでも季節によって成長する割合ちがうので、木の切り口は色の濃い部分と薄い部分が輪になって見える。この場合、春から夏にかけて成長した色の薄い部分を春材といい、秋から冬にかけて成長した色の濃い部分を秋材という。 〇1年間にできた春材と秋材とをあわせて年輪というのである。したがって、年輪の数によって、木のだいたいの年齢をしることができる。
【山風や谷風がふくわけ】 ➀山風がふくわけ=山風が吹くのは、陸風が吹くのと同じわけである。すなわち、夜になると山の斜面がよくひえるので、その近くにある空気が冷やされて重くなり、下のほう(平野のほう)にむかって流れ込む。このため山風が吹くのである。
➁谷風が吹くわけ=谷風が吹くのは、海風が吹くのとおなじわけである。すなわち、昼は日光によって、山の斜面がよく温まるが、平野はそれよりもあたたまりにくいので、山の空気が上にのぼって、平野のほうから山にむかって風がふくのである。
夏の昼に山の頂近くによく雲ができるのは、谷風によって運ばれた水蒸気がひえて雲になるからである。
おことわりいたしますが、年代物の参考書のため、現代と異なる情報も多々あるため、使用前には必ず精査してから小説内の知識としてアップしています。
また機会がございましたら、この超激レア参考書について随時お話させて頂きたいと思っています。
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